「大吟醸 酒の穴」が生まれるまでのエピソードです
* 2000 *
新しいミレニアムを迎えた2000年の春、酒の穴でも新しく「四代目穴頭・坂本幸志」が誕生しました。
利き酒師の資格を持つ坂本は、もちろん酒に深いこだわりを持つ男。日本全国の地酒を揃える「酒の穴」の店長として、1つの野望がありました。
それは、店の名前のオリジナル大吟醸を造る事!

* 2000〜2001 *
それまでも“純米酒・酒の穴”はありましたが、「やはり日本酒の最高級である大吟醸で、オリジナルのお酒が欲しい。これが『酒の穴』一番のお薦めだと、舌の肥えた銀座のお客様にお出し出来るお酒が欲しい」
その夢を叶えるべく、坂本の胸の中には一つの酒造の名前がありました。
それは長野県の“大澤酒造”。「明鏡止水」などで知られる名高い酒造です。
日本酒人気ランキングでも、常に上位にランクされる美味しい日本酒を造っている事、そして手造りにこだわっているという事に、坂本は惹かれていました。
「こだわりのあるお酒を造ってもらうには、こだわりのある酒造でなければ」
さっそく大澤酒造に交渉開始!が、にべもなく門前払い、全く相手にされません。
しかし、その矜持の高さにますます惚れ込んだ坂本は、ストーカーよろしく(?)何度も長野まで足を運び、電話を掛け、2年近く交渉を続けてやっと話を聞いてもらえるまでになりました。
とはいえ、それですぐオリジナルのお酒を造ってもらえるわけではありません。
まずは“明鏡止水”の吟醸に“酒の穴”のラベルを貼ったものを売る許可を頂き、半年間で1200本の販売実績を上げ、やっと信用を得る事が出来ました。これが2001年の事。
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